あなたの好きなところ100

 

私が愛してやまないノックソというアイドルは、極端にアイドルとしての自分に対する自己肯定感が低い。よく「俺なんて、」とか「俺でいいの?」とか、自分を卑下するようなことを言うのである。私はそれが悔しい。それはもうほんとうに、この上なく悔しい。更には、いつかの配信で「この人のどこが好きなん?って聞かれたら俺って答えるの難しいやろ〜」なんて言いながらケラケラ笑ってみせるのだ、愛してやまないアイドルが。おい、悔しすぎる。

 

 

だから私、今からあなたの好きなところを100個羅列するよ。もう絶対そんなこと言わせないから!!!!!!!!!

 

 

 

"私的解釈ノックソ" に纏わる「好き」フェーズ

 

1.誰かを想って泣けるところ

2.自己分析能力

3.自分も周りも客観視できるところ。その上で自分の立ち回りを瞬時に判断できる頭の回転の速さ

4.聡明さ

5.自他共に認める博識

6.豊かな人生経験に基づく視野の広さ

7.フラットな目線で人と対峙できるところ

8.その際限ない優しさ

9.緻密なセルフブランディング

10.メンバーのことを話すときの全部。声も、表情も、間合いも、身振り手振りも、全部。

11.飽くなき探究心・好奇心

12.自分のことを「純粋、不純の二極だけではなくさまざまな感覚が混じりながら、それらの中間を漂っている」と表現できる感性

13.愛情の発露を惜しまないところ

14.「愛してるよ」の発話

15.静かなお店を好むところ

16.肯定と甘受

17.たまにびっくりするぐらい物事を達観してるよね

18.幸せになることを許してくれる

19.人を愛し、人に愛される人柄

20.不確定な未来を約束しない誠実さ

21.目標設定の堅実さ

22.地に足が着いたリアリスト

23.生きるのが上手そうなのに、アイドルをするときだけ不器用なところ

24.否定から入らず、まず知ろうとする姿勢

25.悪戯好きな少年らしさと冷静に物事と対峙できる成熟した大人の共存、バランス

26.人の幸せを願えるところ

27.アイドル・ノックソに意図的な余白を残して想像の余地を残してくれている(であろう)ところ

28.勝手にあなたを神格視する私を、肯定も否定もしなさそうなところ

29.感情を言葉にしてくれる

30.見せる・見せないの絶妙な塩梅

31.のっくんって大爆笑するときスヌーピーみたいに首を思いっきり反らせるよね

32.知らなくても生きていけるけど、知ってたら素敵だよね〜って思うような知識を豊富に持っているところ

33.面白いことがあるとすぐに誰かに伝えたくなってソワソワしてしまう無邪気さ(だいたい聞き入れてもらえないね、かわいいね)

34.何をしても損なわれない気品

35.メンバーからの矢印が一斉に自分に向いた時、困ったように、それでいて幸せそうに笑うところ

36.一人称としてたまに使う「あなたの推し」

37.ファンじゃなくてオタクって言うところ

38.服やネイル、髪型等々、オタクのエゴに感謝して愛おしいって言ってくれる優しさ

39.観察眼

40.1人で生きていけるくせに1人じゃ生きていけないみたいな顔をするところ

41.無知を恥じずにすぐ調べる素直さ

42.感謝と謝罪を当たり前にできるところ

43.本気でアイドルをやろうと思うようになるまでに生じた心情の変化の全て

44.「大丈夫」って言ってくれるところ、その時の声色

45.誰かが辞めたら自分も辞めるって言った強さ

46.好きだから辞められなかった弱さ

47.物事の本質を見抜く力

48.状況及び空間把握能力

49.嬉しくて楽しいとジタバタしちゃうところ

50.軽薄そうな口ぶりの中の愛情、飄々とした佇まいに秘める情熱

 

 

②ビジュアルに纏わる「好き」フェーズ

 

51.不安定な二重幅

52.あまりにも都合の良い場所に位置するホクロ。私が数えてるせいで増えたらごめん

53.薄くて形の整った綺麗なピンク色の唇

54.奥目がちでビー玉みたいな瞳

55.唇の上のハイライト(唇の上にハイライトを入れるという行為そのものも堪りませんけど!)

56.何もしなくてもぷっくぷくの涙袋、ずるい

57.綺麗に切りそろえられた爪

58.しっかり目立つ膝の皿

59.彫刻の様なEライン。それを本人も自負してるのもいいね

60.骨ばった大きな手

61.そろそろ脚の長さをわけてよ

62.エストから太腿にかけての蠱惑的なボディーライン

63.小鹿のような長くて豊かな睫毛

64.笑ったときの目尻

65.眉マスカラちゃんとしてるの可愛いですよね

66.O脚気味なところ、本人は気にしてるみたいだけど

67.イベントメイクをやり過ぎちゃうところ(特に、ハロウィンね)

68.柔らかそうな猫っ毛

69.ヘアカラーやヘアスタイルで多面的な表情を見せてくれるところ

70.身長178cm   恋だろ

71.顔面の良さに自覚的なところ

72.高さがある鼻根とそこからすっと伸びた鼻筋

 

 

③ステージパフォーマンスに纏わる「好き」フェーズ

 

73.首を使った振付、至高

74.歌に嘘がないところ

75.ふと見せる寂しげな表情

76.自分の歌割り前のちょっと強ばった真剣な眼差し

77.ステージ上でメンバーと顔を合わせたときの心底楽しそうな笑顔

78.客席を見渡す慈愛に満ち満ちた眼差し

79.自分のオタクを見つけたときにする、あの顔

80.胸に手をあてて歌うところ

81.髪の毛の使い方

82.膝の使い方のディテール

83.その目線の動きにいつだって釘付け

84.自分の魅せ方を理解してる故の歌、ダンス、表情

85.可愛らしい曲で最大限可愛いに振り切る愛嬌

86.「あ」の母音とその発音

87.粘度と湿度高めの甘苦い歌声

88.指先まで意識し尽くした凛としたダンス

89.君専属王子様って肩書き

90.自分の歌割りじゃなくても常に歌詞を口ずさんでいるところ

91.歌詞や振付を間違えたときのあの愛くるしい顔よ

 

 

④のっくんとMeseMoa.に纏わる「好き」フェーズ

 

92.誰よりもMeseMoa.を信じているところ

93.MeseMoa.は変わらないよ」って言えるまでの関係性、築いてきた歴史

94.愛情と敬意を忘れない

95.メンバーでありながら、他のメンバーのオタクでもあるところ

96.自由に生きてほしいと願えるまでの関係性、共有した感情

97.おじいちゃんになったら同じ施設に入ろうって冗談ぽく話してたこと、縋るみたいにお守りにしてごめんね

98.大切に愛されているところ。その愛をしっかり受け取って返しているところ。相互的な愛のやりとり

99.心からMeseMoa.を愛しているところ

100.他でもない『MeseMoa.』でアイドルをしているところ

 

 

のっくん、好きだよ!正直100個じゃ足りない。

 

 

これは私の可視化した愛の一部に過ぎない。多分私は、言語化できるものもできないものも全部ひっくるめて、"アイドル・ノックソ"そのものを愛しているのだと思う。

今日もあなたが大好きでした。明日も、愛してるよ!

 

以上、私が思うノックソの好きなところ100でした!

君を照らす紫

 

誕生日に寄せてブログを書こうと思ってページを作ったのはまだ夏だったか、多分まだ半袖で、もしかしたらクーラーも付いていたかもしれない。

書いては消して書いては消してを繰り返してたら、知らぬ間に季節を越していた。ついこの間まで日差しにヘイトを向けていたのっくんは気温が下がって嬉しそう。かわいいね。

 

 

ねえ、10月ももう終わるよ。

のっくんの嫌いな夏はいつの間にか終わってて、いつか好きだと言ってた秋もそこそこに世界はもう冬めいてきたね。

 

 

お誕生日おめでとう。

わたしは、のっくんのことが好きだよ。

 

 

誕生日に寄せて書く文って、何を書いたらいいかわからないね。数多の言葉が思い浮かんでは消えてを繰り返して、それでも何か書きたくて。きっと文はぐちゃぐちゃになってしまうだろうし、長くて読みづらくて、ラブレターと呼ぶにはあまりに不格好だけど、だいぶ背伸びをしてあなたのことを書くね。

 

 

 

歳を重ねたことを案ずるあなたは、相変わらずかっこよかった。ふにゃふにゃの滑舌でありがとうってケラケラ笑う姿に、ああ好きだなって、なんか泣きそう。

 

 

私はのっくんの言葉が好きだよ。真っ直ぐで、飾らなくて、あたたかくて、ただただ優しい。軽薄そうな口ぶりの中に、確かな愛があって、それに触れさせてくれるような、そんな言葉。

 

 

夜の配信で、今年の聖誕祭のことを「みんなの愛がキツ過ぎて無理やった!」って言ったとき、正直めちゃくちゃに泣いた。文字に起こすと誤解が生まれそうなんだけど、そうじゃなくて、あまりに幸せそうに言うから、続けて「こんなんでよかった?」(貰った分返せてる?みたいなニュアンス)とか不安そうに言うから、 もう、この人は本当に、って。その言葉から、その表情から、十二分に愛を貰ってるんだよ。返してくれなくたっていい。愛してるを惜しまない方がいいって教えてくれたのはあなたでしょう?

両手からこぼれ落ちそうな程の愛を、困ったように笑いながら抱えていてよ、それでいいんだよ。

 

 

のっくんは愛情の発露を惜しまないひと。それってすごく尊くてすてきなこと。私があなたを好きな理由のひとつ。心底羨ましく思っているし、憧れているところでもある。言葉にしない美学もあるけれど、のっくんを見ていると、好きなものに、好きな人に、好きと言いたくなる。

 

 

ひどく優しい顔をして、うわ言みたいにメンバーを語ったのっくんの言葉が含む熱に当てられた。涙を堪えながら、オタクの未来に寄り添いたいと願ったのっくんが発話した言葉の震えが忘れられない。何度会いに行っても、その度にありがとうって、愛しいって言うその声色が大好き。

 

 

どの言葉にもその根幹には愛があって、触れると心臓が震えて、泣きそうになる。何言ってるのって思うよね、私もそう思う。でもね、魔法みたいなんだよのっくんの言葉は。

 

あなたから貰った言葉の輪郭をなぞって、触れる。そうしたら、全部が大丈夫になる気がするの。根拠はないけれど、ただただ優しくて、全部許して包み込んでくれるみたいな、そんな力があるね。どうしようもないくらい大切で、大好きだよ。都合がよくてごめんね。

 

 

ノックソというアイドルは私の人生における青天の霹靂だ、と最近強く思う。のっくんに出会ってなかったら知らなかった景色も感情も沢山ある。あなたのおかげで出会えた大切な友人もいる。

 

5年前に初めてライブに行ったときに見た、客席を見渡すあなたの眼差し、今でも忘れてない。世界にこんな目をするアイドルがいるんだって、震えた。初めて一対一で話せたときの、あの緊張と心臓の昂りが愛おしい。初めて面と向かって好きだと伝えた日、好きな人に好きだと伝えられることってこんなに幸せなんだって、後からちょっと泣いた。ライブでお互いの視線がかち合った瞬間の、世界に自分たちしかいないような感覚。ライブ終わりに寄ったご飯屋さんで流れてた波乗りジョニーを聴いて、友達とめちゃくちゃに泣いた夜。撮影会の合間に友達とご飯に行ったらいつの間にか"愛"について泣きながら話してた昼下がり。特典会で上手く話せなくて本気で落ち込んで地下鉄で悔し泣きをしたりもした。

 

挙げればキリがないくらい、のっくんと出会ってから、沢山の思い出ができた。全部が大切で、平等に愛おしい。あれもこれも、のっくんに出会ってなかったら経験することなかったんだって思うと、恐怖すら覚えてしまいそう。今はね、出会う前の生活を思い出せないくらいに幸せだよ。本当にありがとう。

(誕生日に寄せたブログだって銘打ってるのにいつの間にか自分語りになってるの、本当によくない、すみません)

 

 

 

結局何が言いたいかというと、幸せでいてほしい、になるのだと思う。ここに帰着するにしては随分と壮大で重すぎる文を書き綴ってしまったけれども。

幸せでいて、というか、心穏やかに過ごせる日々が続けばいいなというか。難しいな。

 

 

眠れない夜が少ないといい。

美味しいご飯を食べられる日が多ければいい。

のっくんが大切に思う人と、のっくんのことを大切に思ってくれる人と、笑い合えていればいい。

大切に、愛されていて、その際限ない優しさを軽んじられることがないように。

そういう祈り。そういう願い。ままならない愛情と、その産物。

 

 

 

 

いつかの配信で、「覚悟したよね。」って言ったあなた。揺れた瞳が、声色が、あまりに強くて弱かった。

激動の年だって最近よく言ってるけど、本当にそうだと思う。変化は怖いよ。正直未来のことだってわからない。でもそんな中で、変わらないものであろうとしてくれるその姿に、すごくすごく救われてしまっている。あなたは強くて弱くて、どこまでも優しい。いつだって正しくアイドルなんだ。

 

好きだから辞めるって言った弱さも、好きだから辞められなかった強さも、あなたがアイドルとして見せてくれる姿に、全てを委ねたい。

あなたがステージに立っている限り、私はあなたを照らす紫になるよ。

 

 

 

ねえのっくん、

ほかの何者かとして生きたかったかもしれない今日を、アイドルとして生きていてくれてありがとう。見つけられるところにいてくれてありがとう。

 

あなたは私の最後のアイドルだよ。

 

 

ねえのっくん、

お誕生日おめでとう。

 

 

あなたの人生が愛と幸福で満ち溢れますように

ありったけの愛と祈りを込めて。

 

2023.10.26

閃光

2018年10月21日。この日私は、この世界で一番美しい9つの命の輝きを見た。

 

これはMeseMoa.に出会ってから約1年後、私が初めて彼らと直接会った日のこと。そこで私は一生忘れられない、忘れたくない体験をした。

 

 

 

たった1公演、時間にして約2時間。大好きで堪らない彼らを前に、ずっと夢を見ているような気持ちでいたことを覚えている。会場の扉は夢への入り口で、扉を抜けた先は、私と、そして彼らだけの白昼夢だった。照明で辺りが白んで、ほんとうに夢の中にいるみたいだった。そのくらい、大好きな人たちが私の目の前で生きていて、歌って踊っていることが信じられなかったのかもしれない。今まで画面越しでしか会えなかったのだからそれもそうか。

 

 

夢と現実の区別もつかないまま彼らの音楽に酔っていた刹那、とある曲のイントロが流れ始めた。まずい、と思った。それでも音楽は止まらないし、彼らは歌い、踊り続ける。ペンライトを振ることも忘れ、その場に立ち尽くすことしかできなかった。ああ、くる。目の前の愛おしくてたまらないアイドルが、画面越しでしか会えなかったアイドルが、あのフレーズを歌おうとしている。ああ、くる、来てしまう。

 

 

 

「画面の向こうじゃない 君の目の前で 僕らは生きてる」

 

 

 

それは彼らの存在証明だった。魂の叫びで、命のきらめきだった。ああ、彼らは生きている。私の目の前で息をしている。そして私もまた、彼らの前で生きている。

 

私が見ていたのは紛れもない現実だった。夢なんかじゃない。命が、目の前で輝いていた。ほんとうに綺麗だった。そして彼らは続けてこう歌う。

 

 

 

「やっと逢えたんじゃん 僕の名前を呼んでよ」

 

 

 

私は夢中になって、大好きなあの人の名前を呼んだ。私の精一杯の存在証明。愛も感謝も尊敬も感動も、私が彼らに対して抱くすべての感情を内包した存在証明。私も彼らも、いま、ここで確かに生きている。ここに存在している。

 

 

「僕はここにいるよ!」「私はここにいるよ!」「あなたの、あなたたちの目の前で生きているよ!」

 

 

お互いの存在を確かめ合うように、彼らは歌い、私は名前を呼んだ。そこには愛しかなかった。

 

 

 

 

 

2022年現在、彼らの存在を知ってから5年ほど経つ。この5年で、本当にいろんなことを経験した。彼らから離れて、別の人やものを好きになった。年を重ねるごとに環境も変化し、自分の価値観もだいぶ変化したのではないかと思う。「アイドルを応援するということ」について本気で悩み、私にアイドルを好きになることは許されないのかもしれないと思うこともあった。

 

 

でも、こうしてまた彼らを好きになれた。私には、彼らが必要だった。まばゆい光を放ちながら命を燃やす彼らが、夢と宿命の具現化を生き様で提示する彼らが。今はただ、また彼らを好きになれて本当に良かったと、心の底からそう思う。

 

 

 

ここ数日間、離れていた時間を取り戻すように記憶のかけらをかき集めた。その中で真っ先に私の手に飛び込んできた、愛おしくてかけがえのない記憶。絶対に忘れたくなくて、この記事を書くに至った。いろんな感情がごちゃまぜで、思ったように言語化できなかったが、ひとまず、書き上げられて良かったと思う。これで絶対忘れないね。

 

 

 

最後に、愛するアイドルたちへ

この世界で生きていてくれてありがとう。ただいま!これからもよろしくね!